MBAを語るに当たり、私は以下の三つの軸で考えます。
・アカデミックな側面
・ソーシャルライフ
・キャリアの視点
生徒一人一人がそれぞれに優先順位をつけ、各々のMBA Experienceの最大化に励みます。
「やるべきこと」、「やりたいこと」が目の前に山積みになり、「できること」を物理的に超過した際に
(入学直後に必ずなります)上記3軸の重みづけにより個々人のStern Experienceはかなり変わってきます。
当ブログでは、3軸に異なる重みづけをしている日本在校生の視点からSternの現状をレポートして、
それぞれのStern Experienceをシェアしていきたいと思います。
【アカデミック】
SternはFinanceの学校というイメージのとおり、Financeのプログラムは世界でもトップレベルです。
とは言え、Finance以外のプログラムにも非常にクオリティの高いものもあり、Financeだけの
学校というイメージは誤りです。Marketing、Strategy、Entrepreneurshipなど、様々な視点から
ビジネスという学問を掘り下げられるのがSternの魅力の一つでもあります。また、科目や教授によって
レクチャー、ケースディスカッション、グループプロジェクトなど、授業の形態も多様性があり、
トピックに応じて最適化された手法で学べるのも特長です。
【ソーシャルライフ】
Sternは非アメリカ人および女性比率は4割近く、Diversityに富んだStudent Bodyが特長といえます。
また、カルチャーは明るく協調的で、ニューヨークという土地柄か、自分とは違う人や違う文化に
触れ合うことに対するアレルギーがなく、非常にacceptingです。当然ダウンタウンという立地から
周りにはバーやレストランは多々あり、クラスメイトと授業後に飲みに行くことも多いです。
私は妻と一緒に来ているため、Friendlyなクラスメイトと車がなくても生活できる環境は非常に
ありがたく、妻は私以上にニューヨーク生活をエンジョイしています。妻を放置しておいても
勝手に楽しんでくれるというのは大きな声では言えないSternの魅力です(笑)。
【キャリア】
特に私費での留学を考えられている方には非常に大事なトピックだと思います。Sternの魅力としては
ニューヨークエリアのビジネス界との強いつながりもありますし、日本から来るリクルーティング
ツアーの拠点としてニューヨークは外せないため、気軽に話を聞きに行ける点もあります。
サマーインターンシップおよびフルタイムの就職活動についても今後レポートしていきます。
【日本人在校生】
日本人在校生は他のトップスクールと比較して少ないですが、プレセンスとしては非常に高いですし
過ごしやすく、力を発揮しやすい環境が整っています。大体Fulltimeの学生数は1年につき、
420名前後なのですが、そのうち日本人在校生の数は:
Class of 2008は6名
Class of 2009は4名
Class of 2010は6名(+日本語がペラペラな香港人が1名)
MBA前の海外生活の有無や私費・社費の割合は年ごとにバラバラです。
当ブログにおいて、在校生からSternの魅力について様々な視点から伝えていきたいと思います。
できるだけ頻繁に更新していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 (Class of 2009 R.K)