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1. 永島 光 (Japan Business Association (JBA) 2000-2001 期代表)
Stern School of Business卒業生の皆さま、始めまして。Japan Business Association (JBA) 2000-2001 期代表の永島と申します。この度、日本にて Alumni の Website を立ち上げられるとのお話をうかがい、現役生代表としてまず近況報告を書かせて頂きたいと思います。
まず、最近の Stern におけるJBAをめぐる環境の大きな変化といえば、日本人学生の減少といえるでしょう。4〜5年前から減少し始めた日本人学生は昨年度(Class of 2000)で11人、私の同期(Class of 2001)で7人、そしてついに今年度の新入生は5人(うち日本からは1人)と減少の一途をたどっております。理由はいくつか考えられるのですが、日本の景気後退+日本的経営モデルへの興味の減少という日本自体の問題に加え、同じ日本人でも、できるだけ英語が達者な学生を採用するという学校側の方針によるものだと考えられます。代わりに増えつつあるのが、インド人と中国人、そして中国系アジア人で、英語が達者で数学的思考能力にも優れた彼らは、将来の巨大アジアマーケットを担うエリート達としても注目されているようです。インド人などは教授陣も含め、Indian Department ができる程の人数がおります。
このような厳しい環境の中、JBAはnon Japanese への積極的なアピール、そして親密団体であるAsian Business Society (ABS) との関係強化などを図りながら、何とか2学年で40人前後のメンバーを維持しているという状態です。にもかかわらず、昨年度は、今年卒業されたメンバーの方々の素晴らしい企画力、ならびに卒業生の皆さまの多大なるご支援のもと、JBAとして独創的な企画を次々と実行し、学校側からも高い評価を得る事ができたのではないかと思っております。とりわけ今年1月に行われたJapan Study Tour の企業訪問の際に、Corporate presentation 等を通じて多大なるご協力を頂いた皆さま、2月の Beer Blast の際に日本の伝統文化アピールのため、日本からわざわざ飾り樽等を持って応援に来ていただいた浦霞酒造の佐浦様、その他折りにつけ様々なご支援・ご声援を頂いた多くの卒業生の皆さま方には、この場をお借りして、改めてお礼を申し上げさせて頂きます。
今年度のJBAも、日本人学生による日本語教室を筆頭に、独自色ある活動を展開していきたいと、メンバー一同考えております。これからも皆様方のより一層のご協力・ご声援をよろしくお願いいたします。
(活動の精細についてはJBAのホームページ<http://www.stern.nyu.edu/~jba/>、および同サイトからダウンロードできる Kick-off Meeting のプレゼンテーションファイルをご参照下さい)
上、Beer Blast 02/00 with Mr. Saura (Class of 1994)
下、Japan Tour 01/00 At Odaiba after Fuji-TV corporate presentation.